アーユルヴェーダ



■5000年の歴史に秘められ人間の病を癒しつづける「アーユルヴェーダ」という施術。
こうした療法を世界保健機構(WHO)では、伝統医学として取り扱っています。
アーユルヴェーダのような伝統医学は東洋医学と呼ばれ、日本では漢方、鍼灸、気功、が有名で、それ以外にも、アロマテラピー、カイロプラクティック、ホメオパシー、波動学、色彩療法、サプリメント療法、呼吸法、
太極拳など医療・療法としてはまだ認知されていない様々な療法があります。
こうした伝統医学は、一般的に代替医療(Alternative madicine,Alternative therapy)と表現されています。
近年、先進国では代替医療が再認識され、アメリカでは、医科大学における代替医療の講座の設置が議会で決定されるほどであり、現在、ハーバード大学をはじめ、アリゾナ、コロンビア、スタンフォード、エール、テキサス大学など、約120の医学部のうち、
75の医学部で代替医療の教育が実施されています。
アーユルヴェーダの歴史はインドが発端としてスリランカでもその施術は磨かれました。



■ヴァータ、ピッタ、カパという三要素が人体にはあるというのがアーユルヴェーダの基本的な考え方です。
中国医学、あるいは日本の漢方でいう気、血、水に類似した考え方です。
ヴァータは「気」、カパは「水」ですが、アーユルヴェーダのピッタというのは「火」であるところが違っています。
ヴァータはまた、「気」というより、「風」といった方がいいかも知れません。
つまり、風・火・水という自然のなかで動きのあるものが、身体のなかを循環していると考えています。
空は体腔や消化管、気管などの空隙を、地は骨や軟骨、筋肉、靱帯のような固い部分を構成しているのですが、風、火、水は流動性のものです。
三つの体質というのは、それぞれ、風の要素、火の要素、水の要素が圧倒的に多い体質ですが、なかには、風と火、火と水、水と風がほぼ平均した体質もあります。また三要素が平衡状態の体質もあります。
したがって、以上七つの体質に分類されると、アーユルヴェーダではいっています。
ヴァータは風の性質を持っているので冷・乾・軽・速という属性があります。
カパは水の性質を持っているので冷・湿・重・遅という属性を持っています。
ピッタは火の性質を持っているので、ヴァータやカパと違って熱性です。



■2012年4月コロンボのラージャギリヤにあるコロンボ大学の伝統医療研究所の授業風景を所長に案内していただきました。


■研究所内のアーユルヴェーダ実技訓練室


■スリランカでアーユルヴェーダの本家本元と言えるのが、ウェダガマというところ。
 代アーユルヴェーダ医師の家系に生まれたセーナバンダ先生の診察風景とここのクリニックで処方された薬草を調合する薬局。
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