島根県農業試験場 研究ガイド 第173号1999年3月21日発行
■課題名
ガーベラの養液栽培
■内容
ガーベラは、フラワーアレンジメントなどの花材として、近年他の切り花に比べ特に生産を伸ばしている品目です。しかし、慣行の土耕栽培では土壌病害による欠株の発生が多く、また改植作業に労力が掛かるほか、中腰姿勢での葉かき、収穫作業等幾つかの問題点があります。
そこで栽培床を土壌から切り離した高床式とし、各種人工培地による養液栽培について検討しました。なお、養液栽培システムの導入には多額の設備費を要するため、簡易な設備としました。
従来から使用されているロックウールは、燃やすなどの処理が困難なことから、それに替わる培地を検索しました。
5種類の培地を比較した結果、ヤシガラ培地は収穫本数は劣るものの、茎長50cm以上の割合が高いことや切り花重などの点で品質が優れ、ロックウールに替わる有望な培地と考えられました。
また、栽培床を高床式としたことで、中腰姿勢での葉かきや、収穫作業の改善が図られるうえ、病害虫防除においても薬剤を葉の裏側にかけやすくなるなど、軽作業化に繋がりました。
■期待される成果】
改植の省力化や防除、収穫、葉かきなどの軽作業化が図れます。
土壌病害が回避できます。
■問い合せ先:園芸部野菜花き科(担当:藤井正章)
TEL 0853-22-6650 E_mail noshi@pref.shimane.jp
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